ついにdocomoからiPhone!? 予想されることとか
ついに。ついにです。
ついに日経以外の複数の情報筋から
docomoからiPhoneリリースのニュースが
日本を駆け巡りました。
日本での最初のiPhoneリリースとなった
6年前、2007年の頃には、国内シェアトップ、
仕様上auは対象外になるのでdocomoが独占は
ほぼ間違いないと言われてましたが、
蓋を開けてみればSBからの発売で
肩すかしを喰らった人も多かったはず。
かくいう私もその一人でした。
それから3年ほど、なにかにつけて
「iPhoneキラー」と銘打っては
悉く返り討ちにされ続けたdocomoの対抗機種の数々。
その間逃がした加入者の数は一体どれほどだったことでしょう。
現在、単純にOSだけ比較した場合
Androidがトップシェアではありますが、
機種別に見た場合iPhoneがダントツの多数を占める、
「最も売れる機種」であることは間違いありません。
これがトップシェアであるdocomoから販売された場合、
もしかすると国内ではOSシェアでも逆転する可能性もありそうです。
さて、そうなった場合国内3キャリア全てで
同一の機種を扱うということになります。
このとき、この3社は初めて機種ではなく
サービスで比較されることになります。
このサービスが、どのように違って来るかを
それぞれ比べてみたいと思います。
docomo
良い点
- 日本で最も広いエリアをカバー
- 安定したサービス提供
悪い点
- 他社に比べ料金が割高
- LTEの速度があまり出ないおそれ
- 公衆無線LAN網が貧弱
- スタートにspモードメールが間に合わないおそれ
ど田舎でも電波の入る点はdocomoの強みでしょう。
スマートフォンを使う上で常時接続は大きなファクターですからね。
料金は現在のAndroid用プランから考えても
他社より割安になるとは考えにくいですが、
iPhoneリリースに合わせて専用プランが設けられ、
許容範囲と言える金額になるかも知れません。
LTEの速度については、噂されるiPhone 5Sの対応する
周波数帯がどうなるのかによって未知数な部分はありますが、
現時点で弱いと言われている都市部での速度が気になるところ。
また、Android用にさえリリースの遅れている新spモードメールが
iPhoneに対応した仕様で発売と同時にリリースできるか
不透明と言わざるを得ません。
au
良い点
- 対応周波数が増えれば最強のLTE網
- スマートバリュー適用できれば最安
悪い点
- 対応周波数が変わらないと非常に繋がりにくい
- スマートバリューがないとそれなり程度の料金
- 電話中はデータ通信不可(Wi-Fi除く)
iPhone 5は、不幸なことにauが重点的に進めていた
周波数帯には対応していなかった為、
国内最大規模のLTEカバー率にも関わらず、
iPhoneでその恩恵が受けられないという状態でした。
これが新iPhoneで変わった場合、auの価値は跳ね上がることになります。
また、スマートバリュー適用の場合の-1,480円は
間違いなく魅力的と言えるでしょう。
電話中のデータ通信はあまり問題になるケースはないように思いますが、
他二社に劣ってしまう部分であることは確かです。
Softbank
良い点
- 料金が安い
- サービス提供にスピード感がある
- 公衆Wi-Fiは多い
悪い点
- 電波は良くない
- 契約条件が煩雑で契約者に不利な場合がある
- 広報とサービスの実態が異なることがある
恐らく基本的な料金だけを比較した場合最安となるでしょう。
さまざまな目新しいサービスを打ち出し、
インパクトのある運営であることは確かです。
しかし、実際のサービスが伴わない場合もあり、
100%信用できるわけではないのが実態のようです。
あれほど喧伝したプラチナバンドが全然対応エリアがなかったり、
いま「最もつながる」とアピールしているのは疑わしいと
先日のニュースで指摘されたり、というのが顕著な例です。
つまり、どこか商売が阿漕なのが気になる部分ですね。
そこを許容できるかが分かれ目と言えそうです。
こんなところでしょうか。
色々予想はしてみましたが、発表を見ないことには
はっきりしたことが言えないのも確かです。
ただ、docomo参入によりiPhoneの勢力図には
何かしらの影響は発生するものだろうということは
間違いないのではないでしょうか。
気になる発表は日本時間で9/11(火)2:00 AM(9/10(月)26:00)から。
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