選挙だョ!全員投票(古典
というわけで今日は参院選でしたね。
たった今投票が締め切られ、開票が始まります。
本題に触れる前に言っておきたいことがあるので
大前提として先に書いておきます。
もうね、自民に肯定的or民主に否定的だからネトウヨだとか
自民に否定的だから反日左翼だとかそういうレッテルとか
ウンザリです。
そして政治のことに誰も触れないように、
話題を避けるこの国の現状ってどう考えてもおかしいです。
自分の住む国がどのように進むべきか
周りと真剣に考えて話し合えないのなんて
理想の国がどんなものか考えるのは他の国ではどんな国でも
当り前のようにやっていることです。
これをせずになんとか今の日本が国家の体を保っているのは
良くも悪くも日本が豊かで平和な国だからでしょうが、
いつまでもそれが続けられるわけではないかも知れませんし、
続ければマズいこともあるかも知れません。
無関心でいても関心を持っていても同じ結果になるかも知れませんが、
その結果に対してせめて後悔のないように
ちゃんと知っておくことはきっと大事なことでしょう。
知ることとともに大事なのは
「是々非々」という
最低限の価値観かなと思います。
自民憎しで全て否定したり
民主はみんな中韓と通じて売国してるなんて考えは捨てて、
個々の政策に対して良し悪しを多角的に見ながら判断していくのが
第一歩の心構えじゃないでしょうか。
例えば「自民が買ったら徴兵制になる!」と声高に叫ぶ人がいますが、
本当に徴兵制にできるのか、徴兵制のメリットでメリットが何か
実現可能性や現実性をちゃんと加味して考えることが大事です。
とまぁ、そういうことをちゃんと話し合って、
そういう話題を嫌がらないでいい世の中になって欲しいな、
というのが私の気持ちです。
さて、前置きが長くなりましたが今日の本題です。
おそらく自民がある程度の票をとり、
ようやく衆参のねじれが解消するでしょう。
先日国会会期終了直前に野党が組んで首相問責決議案を可決させ
重要法案を廃案にしてしまう政局優先した事案がありました。
この法案は野党が立案したものもありました。
こういうことをする野党がいる間はねじれは無い方がいいでしょう。
本来参院は衆院で不当な法案が通ったときのブレーキ役で、
きちんと衆院の法案を審議する野党が多数派なのであれば
機能していると言えますが、このように単に与党の邪魔をする
“野合”の野党ばかりでは参院の意味が失われ、
政治を停滞させる要因となるでしょう。
もう幾度となく言われてきたことですが、
“まともな野党”が必要であると思います。
与野党で必要な法案にはきちんと協力しあい、
「是々非々」で審議しあえるまともな野党です。
そこには批判合戦のないきちんとした政治の議論がある
まさに冒頭に示したような「当り前の政治議論が出来る」状況です。
そのためには、政治に対する国民の目が厳しくなくてはいけません。
情報を鵜呑みにしたりせず、それぞれを「是々非々」で見る
しっかりした判断の目です。
前回の政権交代でいろいろ気付いた人もいることでしょう。
そして今回の参院選でひとまずの正常化となることでしょう。
しかしこれが理想ではないと思います。
ひとまず安定した政権になるであろう今こそ「是々非々」で、
我々国民の目を厳しくしていきたいと思うところです。
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